2013年6月20日発売
1,200円+税

A4ワイド/右開き/オールカラー/200ページ
ISBN978-4-88143-105-4

「書はひとなり」とよく言うが、まるで良寛のためにあるかのような言葉だ。
信望者が多い分良寛論は諸説存在するが、本書では、最新の論説と遺墨を交え、その一生を辿っている。
物質的な幸せではなく、常に自然体で境遇を受け入れた良寛。
その書、詩歌には、「奥ゆかしさ」や「勿体ない」という内面を重んじる日本人の美学が集約されていると言えまいか。