
2025年10月3日発行
2,200円(本体2,000円+税10%)
A4ワイド/右開き/カラー/228頁
ISBN978-4-88143-175-7
生誕140年 破格のスケールの日本画家
川端 龍子
巻頭特集は、画家・川端龍子です。
横山大観、川合玉堂と並び称される龍子ですが、
院展で活躍するも大作主義を貫くあまり脱退、大観とも疎遠になります(晩年和解)。
また時代に呼応し「戦争画」も描き、青龍社を起ち上げ生前中に自らの美術館を築くなど、
その全力で駆け抜けた80年の生涯を巨大な作品群と共に辿ります。
また、絵画を筆頭にあらゆるジャンルの現代作家の誌面も満載でお届けします。
少年昇太郎が「龍の子」を名乗るまで
洋画から日本画へ 再興日本美術院での活躍
青龍社の設立と「会場芸術」の追求
戦後の制作 「龍」となった川端龍子
大田区立龍子記念館と旧川端龍子邸
現代絵画の軌跡―気宇壮大な着想
終戦80年 現代芸術―時代と未来を映す息吹