美術雑誌「花美術館」花美術館|Vol.83 その歴史とゆくえ いけ花表紙

2023年9月30日発行
2,200円(本体2,000円+税10%)

A4ワイド/右開き/カラー/216頁
ISBN978-4-88143-167-2

巻頭特集は、茶道、香道と並び日本の三大芸道の一つ華道「いけ花」です。
華道といえば「池坊」というイメージがありますが、室町時代の立阿弥(りゅうあみ)が芸道としての創始者とも言われ、歴史学的には飛鳥時代まで遡ります。巨匠という枠組みではなくひとつの芸術ジャンルに特化するのは創刊以来初となりますが、その様式の歴史とゆくえを国際的見地も絡めて特集します。
また、華道をはじめとしたあらゆるジャンルの現代作家の誌面も満載でお届けします。

  • Vol.83特集

    その歴史とゆくえ
    いけ花

    • なぜ総称は「いけ花」か―様式の変遷

    • 供花、観賞、座敷飾の花

    • 花の伝書から独習書へ

    • 近現代/女性、ジャポニスム、いけ花の国際化、他

  • 現代華道―超流派にみる様式美と自由花

  • 芸術専花―生命の活彩

  • 現代芸術―アニミズムの体現者たち